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ピアノソナタ第3番 (シューマン) : ミニ英和和英辞書
ピアノソナタ第3番 (シューマン)[ぴあのそなただい3ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピアノソナタ第3番 (シューマン) : ウィキペディア日本語版
ピアノソナタ第3番 (シューマン)[ぴあのそなただい3ばん]

ロベルト・シューマンピアノソナタ第3番ヘ短調(Klaviersonate Nr. 3)作品14は1835年に作られ、ピアニストイグナーツ・モシェレスに献呈された。
1836年9月に出版された時のタイトルは『管弦楽のない協奏曲』(Concert sans orchestre)であって、1853年10月スケルツォの第2楽章が挿入され、大幅な改訂が施された際に、『ピアノソナタ第3番』(原題は『大ソナタ』 ''Große Sonate'' - 『グランドソナタ』とも)となった。このような経緯から、ピアノソナタ第2番作品22より作品番号が若い。
元のタイトルが示すように、技巧的で華やかな曲である。全曲を通して音階の下降音型と付点リズムのモティーフが見られる。
作曲当初は2つのスケルツォを含む5楽章で構成されていたが、最初の出版に際して出版社ハスリンガーの意向によりこれら2曲を削除して3楽章とし、上記のように再出版の際に1曲復活させた(もう1曲は死後遺作として出版)。作曲当初の復元版は、ドイツのフローリアン・ヘンシェルが初めて録音した
==曲の構成==

===第1楽章 Allegro brillante===
ヘ短調、4分の4拍子。管弦楽を思わせる全曲を貫く付点リズムの下降音型(C-B-A♭-G-F)のモティーフで開始され、同じくピアノソロを思わせる分散和音による華やかなパッセージが続く。これらの2つの要素が、第1楽章のみならず、全曲を通して使用される。この楽章では第1主題が分散和音の伴奏を持つ下降音型、分散和音を基にした展開から和声的な付点リズムの第2主題が続く。コデッタに上昇音形が登場し、これも重要なモティーフとなる。展開部はこれらの要素が複雑に絡み合い、再現部となる。コーダも長大なものである。なお、1853年の改訂の際に、出版社の意向で華麗に聞こえるように書いた初版から、一部音型や音の変更を行った(77-85小節および98-106小節目の上昇アルペッジョを和音の付点リズムに変更)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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